研究成果

経済統合とサステイナビリティ

研究:セミナー・ワークショップ

GIARI共催/地球環境セミナー「アジアの廃棄物問題と国際環境協力」

2011.10.12

セミナーの趣旨と背景

  • 主催:
    地球規模課題対応国際科学技術協力事業(JICA/JST/SATREPS) 「スリランカ国廃棄物処分場における地域特性を活かした汚染防止と修復技術の構築」
  • 共催:
    早稲田大学アジア太平洋研究センター(WIAPS)
    早稲田大学グローバルCOEプログラム「アジア地域統合のための世界的人材育成拠点(GIARI)」
    早稲田大学グローバルサステイナビリティ研究所

アジア諸国では急速な経済成長に伴い様々な環境問題が深刻化しているが、廃棄物処理の問題もこうした典型例である。とりわけ多くのアジア途上国における最終処分場の状況は、覆土や排水処理等の適切な管理・運営が全くなされていないオープンダンピング状態であり、水汚染やスカベンジャーや周辺住民の健康への悪影響が懸念されている。

早稲田大学・グローバルCOEプログラム「アジア地域統合のための世界的人材育成拠点(GIARI)」の「アジアの環境ガバナンス研究グループ(AEG)」は、2007年度以来、こうしたアジアの環境問題への効果的な国際環境協力のあり方を研究してきた。また、地球規模課題対応国際科学技術協力事業(JICA/JST/SATREPS)では埼玉大学や早稲田大学などが協力し、「スリランカ国廃棄物処分場における地域特性を活かした汚染防止と修復技術の構築」事業を2011年度より始めたところである。

今回、SATREPS事業によって、スリランカ国ペラデニア大学、ルフナ大学、国家廃棄物管理支援センターなどの研究者・専門家を日本へ招聘できることとなったため、この機会にアジアの廃棄物問題に係る内外の研究者・専門家も含め、幅広くアジア途上国の廃棄物問題の現状、各国の対応策とその評価、今後の国際環境協力のあり方などを議論する場を設けることとした。



日時・会場


ポスター[225KB]
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タイムテーブル

15:00-15:20
基調報告:松岡俊二(早稲田大学アジア太平洋研究科・教授)

15:20-15:30
SATREPS紹介:高橋昭男(JST)

15:30-16:00
第1報告:川本健(埼玉大学准教授)・飯島聰(埼玉大学教授)

16:00-16:30
第2報告:Prof. GemunuHerath(Univ. of Peradeniya)・
Ms. L. Mangalika(NSWMSC)

16:30-17:00
コメント(予定):松本礼史(日本大学准教授)・
MushtaqMemon(UNEP/IET)
江島慎也(JICA地球環境部長)・駒井武(産総研)

17:00-17:30総合討論

Summary


写真

基調報告:松岡俊二(早稲田大学アジア太平洋研究科・教授)

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