研究成果

経済領域

人材育成:支援スキーム:調査研究支援スキーム(学生)

福田 佳之 / FTA関連データ購入

2008.01.21

調査支援対象

データ購入

リサーチ目的

本調査活動は東アジアにおけるFTAと経済的効果、特に生産性への影響を探るためのインフラ(データベース)構築を目的としている。東アジアにおいては21世紀に入り、自由貿易協定(FTA)が急速に増加しているが、その経済的効果、特に生産性に対する影響については検証が不十分である。東アジアの経済発展の多様性をおさえた上で、設立されたFTAの経済的効果を検討するためのデータ収集を行う。

具体的には、2007年年末までに、アジア経済研究所やUNIDO(国連工業開発機関)の経済統計のデータを購入し、抽出・加工して独自のデータベースを構築する。

同データベースは、東アジア地域の産業レベルの全要素生産性の算出に用いられる予定であり、最終的には技術普及の現状や貿易投資政策へのインプリケーションを分析する。

また、購入したデータは、当該研究にとどめることなく、研究プロジェクト「FTAと地域経済統合」全体で活用するべく、共有を図る予定である。

事業推進担当者


成果報告書


前のページへ戻る