研究成果

社会・文化領域

人材育成:支援スキーム:調査研究支援スキーム(学生)

内海 悠二 / 調査地域:カンボジア・プノンペン

2007.11.22

渡航地

カンボジア・プノンペン

リサーチ目的

カンボジアは70年代より内戦が20年に亘って続いため、未だ土地登記制度や法制度も確定しておらず、紛争が市民社会に深く影響している状態にある。当該国家のこのような状況を考慮し、本調査研究活動は「学校要素及び学校外要素が異なる紛争経験をした地域間ではどのおうに変化するのか」という課題に焦点を絞り、その中でも初期段階のパイロット調査としてカンボジアでの紛争経験の地域的差異を把握することを目指す。

具体的には、UNESCOプノンペン事務所を訪れ、紛争がカンボジア社会及び経済活動等に与えている影響、及び地域的な教育事情の差異を現地職員からの聞き取り調査を中心として把握する。また、時間が許すかぎり、UNESCOが活動しているサイトをいくつか訪れ、現地社会の差異と紛争の影響の差異を実際に把握したいと考えている。

事業推進担当者


成果報告書


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